TABMATEのマウスホイールの軸が折れて困ってた時に直した方法

先日、FANBOXの方でも報告しました。

お絵かき作業効率を上げるツールとして「TABMATE(タブメイト)」を以前から使用していたのですが、

同人作品を作っている中、ホイールパーツがぶっ壊れました…(´;ω;`)

ホイールを回転させた時にマウスホイールと同じ動きを認証する部分に対して、ホイールパーツの接合箇所にあたる「細いシャフト」部分の耐久性が悪く、他のユーザーさんからも多々声があがっている問題ではあります。

このTABMATEのホイールパーツの損傷トラブルに対して、簡単に直して方法をみつけましたので、ご紹介いたします(・x・)ノ

どんな方法で直した??

ではでは、なぜ壊れるに至ったのかの原因と、どんな方法で直したのかをご説明しますね(・x・)ノ

損傷の原因

まずは、ホイールの損傷が発生する原因から。

ホイールのアクション(上下回転、クリックアクション)に対して、本体基盤に取付られているベアリングパーツに接合する、ホイールパーツの「細いシャフト」部分のみでホイールを固定しているために、ホイールに触ったり、回転させるだけでも、大きな負担がかかる「構造欠陥」がありますヽ(・x・;)ノ

TABMATEからTABMATE2に製品がアップデートされた際に、パーツの構造が少し変わったのですが、当原因の回避には至っていません。

なので、TABMATEを使用するのであれば、こちらの不具合は絶対ついてまわる仕様というのをまずご理解ください。

選択肢の中で一番最適な「直す」方法とは

まず直すための手段を確認。

公式で取替パーツの販売提供が無いため、TABMATE本体の買い直しになるのが一般的な判断。
なので、セール期間中に複数買い溜めしている方もいらっしゃると思います。

もう一度購入するだけなので、一番カンタンに直す方法ではありますよね…(;・∀・)

ただね…。

当初5,000円ぐらいで販売していたのに、現在は1万円近くかかる高騰っぷりも相まって、他のデバイスに乗り換えも考えるぐらい悩んでいる絵師さんも多いのかなって思います。
(むしろ分解しにくいような仕様変更も含めて、「消耗品として買えッ」というような公式側の思惑も感じられるし…)

私の場合、過去にもホイールパーツ壊した経験があって、その時に買い直し対応をしたために、いまは「TABMATE」と「TABMATE2」の2台持ちだったりします。

という経緯もあってか、さすがに本体を買い直すには勿体ないと感じたので、

上記写真のようにプラモデル用「ABS接着剤」を使って、折れて外れた細いシャフトをホイールパーツ本体に接着した、応急処置的な使い方をしていました。

が!取付直後は良かったのですが、数日しか持ちませんでした!(/ω\)

…こんな状況の中、

私も新しい左手用のデバイスの購入検討も含めて途方にくれていたときに、今回の対処方法を見つけたのがこちら!!

pixivBOOTHにて、有志の方が交換パーツ作って販売してた!!(;°ロ°)

本業の写真加工とかでも使用していたので、作業が進まなくて苦しんでいる状況の中、マジで神さまをみた……。

こちらがその販売ページになります(・x・)つ◎

ただ販売しているパーツは、以前の「TABMATE」の形で、「TABMATE2の方でパーツ交換する際は、削るなど少しカスタマイズ作業が必要」になるので注意です。

たかひろの道具屋さんでは、ホイールパーツだけでなく、トリガーボタンの交換パーツなども販売しているので、基盤損傷以外の症状が発生した際におせわになりそうです。

コミケのような、同人誌みたいな個人制作の販売サイトならではの出品ネタ!
本当にありがたいです!ヽ(・x・*)ノ

交換パーツを使って修理作業

実際に、たかひろの道具屋さんで購入したホイール交換パーツが届いたので、交換パーツの紹介と修理の手順などを載せておきます(・x・)ノ

交換パーツの紹介

こちらが購入したホイール交換パーツです。

問題箇所の「細いシャフト」部分が金属製で本体に埋め込まれているのが特徴。
この仕様だと折れる心配はなさそう(*´ω`*)

オプションの選択としてホイールを回す際の抵抗をすくなくする(違和感を極限に無くする)ために「ゴム付き」のものにしました。ゴム無し、付きはどちらでも良いと思います。

分解・修理作業の様子

wktkした気持ちで、さっそくTABMATEに取り付けるために、本体の分解開始ー。
作業に対して簡単な注意点もご紹介。

本体を分解するときは、ネジが「2箇所」あります。
バッテリーホルダー側のネジ穴がみつからない場合は、貼られているステッカーを剥がしてみてください。

ネジが小さいので、精密プラスドライバーを用意してくださいな。

あと、本体カバーを外す際に、「自分のツメ」か「ヘラ」を使ってゆっくりこじ開けてください。
本体上部の左右に固定するためのツメパーツがあるので折らないように気をつけること。

カバーが外れたら、ホイールパーツが引っ付いていたベアリングパーツに交換パーツを取り付け。

シャフトとベアリングの接合部分は「六角形」になっています。
キレイにハメ込むための接合角度があります。

慌てて強引取り付けるとベアリングパーツの方が壊れてしまうので、ゆっくり時間をかけながら接合角度を調整してみてください。

壊れた公式パーツをまだ残している状態でしたら、折れたパーツがベアリングパーツ内に残っている可能性があるので、つまようじを使うと除去できます。

うまく交換パーツを取り付けたあと、ホイールが回ること、上から軽く押さえつけてマウスのボタンみたいな動きがあることを確認したら、クリックした際にカバーをつけ直して作業終了!

一応ソフト側で反応があるかチェックしてくださいね。

もし反応がなければ、交換パーツを付け直しまで作業を戻してみてください。

「TABMATE」はすごく便利な左手デバイス

お絵かきだけでなく、アプリ内でツールを多く利用する作業の際などに、キーボードを直接触らなくてもショートカットキーを押すことができる「左手デバイス(拡張・補助デバイス)」はすごく便利です。

その中でも、「TABMATE」は、片手で握りながら使用できるため、腕を定位置に固定することがなく、作業の疲れが大幅に改善できる素敵デバイスだと思っています(*´ω`*)

今回取り上げた様に、パーツが壊れやすいという問題は解決できますので、是非活用してみてください。

新たに本体の購入を検討するのであれば、TABMATE2を購入するよりも、古いTABMATEと交換パーツを購入して使い続けたほうがお得かもですね。交換パーツの同時購入前提で、ボタン故障をしている安価な中古品でも良いかもしれません。

今回は以上になります。当記事内容が参考になれば幸いです。

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